終わりに

前回までの商圏分析実践編の連載では店舗の業績や課題の背景にある問題点が様々な形で商圏の形に浮き彫りになって表れることを説明し、主に不振店舗の商圏分析を読み込むことで地形や動線障害の影響・店舗認知や交通環境など立地の優劣・競合の影響など、不振店への適切な対策の手掛かりを得る着眼点をご紹介してきました。この連載も今回で一応の終止符を打ちたいと思いますので、連載内容を簡単に振り返りつつそのより良い活用方法を考えてみましょう。

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<執筆者プロフィール>

藍野 弘一(あいの こういち)

Aino.png 西友、ファミリーマートなどの小売・流通業における店舗開発・店舗企画部門にて、商圏調査や出店戦略を担当。日本国内にとどまらず、台湾・韓国をはじめアジア各国での新規出店を手掛け、各地で売上No.1店舗を開店させ事業を軌道に乗せるなど業態や地域を越えて商圏分析や立地評価に豊富な実務経験を持つ。
日産自動車株式会社において、販売ネットワーク再編成と出店ノウハウ体系化に携わり、2007年に手掛けた次世代新型店舗が全販売店の販売と利益でトップをおさめる。
主な著書として『これから量販店はどう変わるか』『マーケティング実務』などがある。